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【糖尿病は太い人とは限らない】やせている人が多い理由とは

糖尿病
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実は太っていなくても糖尿病になる人はたくさんいます。
 「糖尿病になりやすい人」といわれたら、どんな人を思い浮かべるでしょうか。ラーメンや焼き肉などこってりした食事が好きな人、甘いものを良く食べる人、運動をあまりしない人など、「太っている人」「食べ過ぎている人」などをイメージするのではないでしょうか。
 ですが、実際の糖尿病の方は、太っている人と同じくらいに、太っていない人もいるようです。自分が糖尿病または糖尿病予備軍と診断されて、「なぜ?」とびっくりする人もたくさんいます。「太っていないから糖尿病にならない」とは限らないということです。

【新型栄養失調】が糖尿病の隠れた原因の一つとして注目されています。

 日本人の食生活はとくに戦後急速に欧米化して、栄養過多による糖尿病患者が増えました。調査の結果そこには、戦後しばらく足りていたのに今では不足しがちなミネラルがあることがわかりました。それは、今まで注目を浴びてこなかったマグネシウムです。研究によっては、この「不足しているマグネシウム」こそが、糖尿病の発症に深く関係しているということにあるようです。
 これを一言で表現すれば「新型栄養失調」。今の現代人は、「栄養」が十分とれているように思われがちですが、体に必要なミネラルの一つであるマグネシウムが足りていないようです。

【しっかり食べる】ことで糖尿病を予防することができる。

 上手にコントロールしないと糖尿病は全身の健康に影響するやっかいな病気。いまでは糖尿病予備軍の人も、これまでと同じ生活を続けると、やがては糖尿病を発祥する可能性があります。それを防ぐ為にも食事を真剣に考える必要があります。
 どうすればいいのか具体的な例をあげてみると、ふだんの食事メニューや食材の選び方を変えて、足りないマグネシウムを十分とるようにしましょう。この、現代人に不足しがちなマグネシウムを意識して摂取することが、糖尿病の予防や改善の大きな力となるでしょう。

「肥満=糖尿病」はまちがい?

太っていない糖尿病患者は実は意外と多い。
 私も勉強するまではそう思っていましたが、「糖尿病になるのは太った人」と多くの方が考えているのではないでしょうか。栄養過多や肥満と結び付けられがちな糖尿病ですが、医学界でさえ長い間その考え方が常識になっていたというのです。その理由としては、糖尿病疾患が増えはじめたのは1960年頃ですが、その頃ちょうど肥満の人が増え始めたのとタイミングが一致します。そういったこともふまえつつ、これらに強い関連性が認められたからだといいます。
 ですが、実際の臨床現場にはこれに反するある事実が存在しており、「太っていない糖尿病患者が多い」ということでした。一見バランスの良い体形をしているように見えても、なぜか糖尿病になる人が多くいたのです。

明らかに減少している【平均エネルギー摂取量】

 糖尿病の人は増え続けているのに、日本人の「平均エネルギー摂取量」が減少している点も大切な部分です。「脂肪摂取量」も、戦後増加したあとは横ばいで、近年では比較的減少傾向にあります。ここから考えると、エネルギーや脂肪の取り過ぎが糖尿病の主な原因であれば、糖尿病患者は減少してもいいはずです。ですが、患者数を見ていく限りでは肥満意外の何かが、病気の発症に深くかかわっているに違いないようです。

糖尿病についての従来の考えかた

糖尿病の原因=「肥満」
 糖尿病患者が増えたのは、欧米の影響による高カロリー・高脂肪の食事や、交通機関の発達等による運動不足のため「肥満」の人が増えたから。

しかし、あてはまらない事実もある。
・糖尿病患者には太っていない患者がたくさんいる。
・エネルギーや脂肪の摂取量が減っているにもかかわらず、糖尿病の人は増え続けている。

○○不足が糖尿病を招く!

マグネシウムの摂取不足が肥満意外の大きな原因
 糖尿病で長い間見過ごされてきた大きな原因の一つ、それは「マグネシウム不足」です。糖尿病患者が増え始めた時期は、穀物の摂取量が激減した時期と重なります。戦後になってからのパン食普及にともない、日本人は玄米や大麦、雑穀などの穀物をほとんど食べなくなったのです。
 そして起こったのは慢性的なマグネシウム不足を引き起こします。これが、糖尿病患者が増加した背景にあるようです。またさらに、雑穀を食べないことは食物繊維不足も招くことになり、糖尿疾患の増加に拍車をかけたといわれています。

マグネシウム摂取量は主食で大きく変ります。

 パンや白米が主食のいまの食事と、雑穀や玄米が主食であった昔の食事を比べると、摂取できるマグネシウムの量が大きく違うことがわかります。このマグネシウムは、小麦(食パン)や白米よりも大麦や玄米、雑穀に不豊富に含まれる栄養素です。

一食分からとられるマグネシウム量の比較

今の食事

穀物名 一食分のマグネシウム
摂取量(mg)
白米 11
小麦
(食パン)
12

昔の食事

穀物名 一食分のマグネシウム
摂取量(mg)
玄米 74
大麦
(7分づき押麦)
31
あわ
(精白粒)
74
ひえ
(精白粒)
64
きび
(精白粒)
54

※一人前は焚き上がり150gで計算(小麦は食パン6枚きり1枚)。大麦、あわ、ひえ、きびは推定値。

 たとえば、玄米にふくまれるマグネシウムは白米の約7倍です。もっともマグネシウムの少ない大麦でさえ白米の約3倍あります。昔の食事は毎日食べていた主食にマグネシウムを安定して摂取していたようです。
 実際には三食玄米だけを食べていたわけではないでしょうが、その積み重ねが大きな違いになっていくのでしょう。

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takemasa

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家族が糖尿病治療を行っていることもあり、その改善方法や病気との付き合い方、さまざまな健康について勉強しています。自分が参考にした知識の内容を備忘録のような感じでまとめています。
メールアドレス:kinoko885522☆yahoo.co.jp
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